イギリス個人輸入のやり方2025|関税・おすすめ通販サイト・代行サービスまで完全ガイド

イギリスの通販サイトからお気に入りの商品を個人輸入したいけれど、「関税や送料が高いのでは?」「サイズ表記が分かりづらい」「トラブルがあったらどうするの?」と不安を感じていませんか?
本記事はそんな方のために、“安全・お得・失敗しない”英国個人輸入の方法と判断軸を、最新の情報に基づいてまとめたガイドです。
2025年版として、関税ルールや英国VAT(付加価値税)、セール時期、返品条件、配送の現状など、読者が失敗しやすいポイントも最新の傾向にあわせて解説しています。
イギリス発の通販を、初めてでも安心して楽しむために必要な知識を、最短で効率よく身につけられる構成です。
また、実際の成功事例やチェックリスト、英語が苦手な方向けの連絡文テンプレートまで網羅。
「これなら自分でもやれそう」と思えるよう、個人輸入初心者の視点に立って丁寧に解説しています。
さらに、高額品の購入や英語の壁が不安な方には、日本語で安心して依頼できる購入代行サービス「ロコカウ」の活用法も紹介。
自力購入とのコスト比較や使いどころも具体的にご案内します。
目次
1. イギリス個人輸入の全体像:まずは5分で把握個人輸入と転売・商用輸入の違い2. イギリスならではの魅力&向いているカテゴリ英国サイズ・表記のクセ(UK/EU/USの読み替え)英国の祝日・セール時期(Boxing Day/夏・Black Friday)3. これで失敗しない:購入前チェックリスト104. ステップ実践:イギリス通販の使い方(初心者向け動線)支払い方法とコスト最適化配送オプションの選び方5. 関税・消費税・英国VAT:いくらかかる?どう計算する?免税ラインと注意点(16,666円以下/合算の落とし穴)英国VAT(付加価値税)と日本到着後の請求のされ方6. 地域特有の注意点:英国発だから起こりやすいこと規制・禁止・制限品の代表例返品・交換・返送料のリアル7. 信用できる英国通販サイト(タイプ別)ファッション系:ASOS/Marks & Spencer/NEXT などラグジュアリー&デザイナー:MATCHESFASHION ほかビューティー&ドラッグストア:Boots ほか8. トラブル事例から学ぶ:原因と再発防止テンプレ配送が動かない/遅い時の時系列アクション英語での問い合わせテンプレート(状況別)基本フォーマット(共通構成)例文:配送が動かない場合例文:破損・サイズ違いだった場合偽物リスクの見極め(価格・ドメイン・レビュー)9. 実例で学ぶ!英国個人輸入の成功ケース3事例1:ASOSでドレスとシューズをまとめ買い事例2:Fortnum & Masonで紅茶ギフトを安全に事例3:MATCHESFASHIONで高額バッグを賢く10. 横展開ガイド:他国ECにも応用できる“再現テンプレ”比較観点テンプレ(どの国でも通用)連絡文テンプレ(英語メッセージ例文)基本の構成(全テンプレ共通)例1:商品が届かない例2:破損品・不良品が届いた例3:返品したい11. 英語が不安/高額品で心配なら:ロコカウの活用法依頼前に用意するチェック項目手数料と総額の考え方(自力購入との比較)12. すぐ使える:計算・変換・入力のミニツール集関税概算ツール(手計算用)ポンド→円 換算(為替レート計算)UKサイズ → 日本サイズ早見表英語住所の並び例(日本→UK式)13. FAQ:読者が最後まで悩みやすいポイントQ. VAT(付加価値税)はいつ外れるの?Q. 複数商品を同梱するとお得になる?Q. 個人輸入でも保証やサポートは受けられる?Q. ギフト指定すると課税されない?14. まとめ:英国ショッピングを“安全かつ賢く”楽しむ
1. イギリス個人輸入の全体像:まずは5分で把握
イギリスからの個人輸入は、大きく分けて「サイト選定 → 支払い方法の確定 → 配送方法の選択 → 通関 → 日本での受け取り」という流れになります。
一見複雑に見えますが、各ステップの要点を押さえることで、想定外のトラブルやコストを回避しやすくなります。
サイト選定では、自分の目的に合った通販サイトを見つけることが重要です。ファッションならASOS、ギフトならFortnum & Mason、高額品ならMATCHESFASHIONなど、それぞれ特長があります。
その後、クレジットカードやPayPalなどの支払い手段が使えるかを確認し、配送方法(Standard/Express/国際宅配便など)を選びます。
イギリスから日本への配送では、通関手続きが必要です。関税・消費税がかかる可能性があり、課税額は「商品価格+送料+保険料」などを基に計算されます。
この時点で思わぬ追加費用が発生することもあるため、事前に試算しておくと安心です。
最後は日本国内での配送と受け取りです。DHLやRoyal Mailなどの配送業者によって扱いが異なり、追跡の可否や配達スピードにも差があります。
商品が届いたら、破損やサイズ違いがないかをすぐに確認し、問題があれば早めにショップへ連絡しましょう。
個人輸入と転売・商用輸入の違い
まず押さえておきたいのは、「個人輸入」と「転売・商用輸入」は税関上の扱いがまったく異なるという点です。
個人輸入はあくまで“自分で使うための輸入”が前提で、少量・自家使用目的に限って認められています。
一方、営利目的(転売・仕入れなど)での輸入は「商用輸入」に分類され、関税や通関手続きもより厳格になります。
たとえば、同じ商品を複数個まとめて輸入すると、たとえ個人利用のつもりでも商用とみなされる可能性があるため注意が必要です。
目安としては「同一商品を2個以上」「数量が家庭用として不自然な量」などが商用と判断されやすいラインです。
また、化粧品や医薬品、食品などは、個人輸入でも規制が厳しい品目があるため、数量や成分を確認してから購入しましょう。
仮に税関で「これは商用輸入」と判断されると、追加書類の提出や高額な税金、最悪の場合は差し止めになることも。
自己使用の範囲を超えないよう、購入時は数量や用途に気をつけておくと安心です。
2. イギリスならではの魅力&向いているカテゴリ
イギリスの通販サイトでは、他国とは違った独自の魅力がいくつもあります。
たとえば、老舗ブランドや王室御用達の商品など、日本では手に入りにくい本場のアイテムが購入できるのは大きなメリットです。
特に人気なのは、ファッション・ビューティー・紅茶・ギフト雑貨などのカテゴリです。
ASOSやMarks & Spencerでは、トレンドを押さえたアパレルが手ごろな価格で手に入り、Fortnum & Masonでは、上質な紅茶や贈答用ギフトが充実しています。
さらに、同じ商品でも日本より安く買えるケースが多いのも魅力のひとつ。
為替レートやVAT(付加価値税)の除外、日本未展開の割引キャンペーンなど、日本にない“お得”が見つかることもあります。
こうしたアイテムを探す際は、信頼できる公式サイトや大手セレクトショップを利用するのがおすすめです。
また、サイズ感や関税の有無も含めて、購入前に確認しておくことで、満足度の高い買い物につながります。
英国サイズ・表記のクセ(UK/EU/USの読み替え)
イギリスの通販サイトを利用する際、サイズ表記の違いに戸惑う方は多いです。
UKサイズは、日本のサイズやEU・US表記とズレがあるため、購入前に対応表を確認するのが必須です。
たとえば、UKの靴サイズ「6」は日本サイズで約24.5cm、UKの服の「10」は日本のM相当など、数字の感覚が異なります。
ブランドによって多少の差もあるため、サイズガイドやレビューを参考にすると失敗を防げます。
また、容量や表記単位の違いにも注意が必要です。
化粧品では「ml」や「fl oz(液量オンス)」が使われており、日本の感覚とは違う印象を受けることも。事前に換算しておくと安心です。
サイトによっては、日本向けの換算表示がない場合もあるため、自分で比較・計算できる早見表を手元に用意しておくと便利です。
本記事後半にはUK→日本サイズ早見やミニツール集も紹介しているので、ぜひ活用してみてください。
英国の祝日・セール時期(Boxing Day/夏・Black Friday)
イギリスの通販サイトでお得に買い物をしたいなら、セール時期の把握が重要です。
特に有名なのが、クリスマス翌日の「Boxing Day(12月26日)」や、11月の「Black Friday」、6〜7月にかけて行われる「夏のセール」です。
これらの時期は、大幅な値引きや送料無料キャンペーンが実施されやすく、まとめ買いのチャンスでもあります。
一方で、注文が集中するため、発送や通関に遅れが出やすい時期でもある点に注意が必要です。
また、イギリスの祝日(バンクホリデー)にかかると、店舗側の出荷が数日止まることもあります。
出荷遅延の傾向をあらかじめ知っておけば、急ぎの注文を避けたり、余裕を持ったスケジューリングが可能になります。
セール情報は、公式サイトのニュースレターやSNSで事前告知されることが多いため、気になるショップは事前にフォローしておくのがおすすめです。
買い時を逃さず、賢く個人輸入を楽しみましょう。
3. これで失敗しない:購入前チェックリスト10
イギリスの通販で失敗を避けるには、「買う前の確認」がとても重要です。
以下の10項目は、初めて個人輸入をする方でも見落としやすいポイントばかり。購入前にしっかりチェックしておきましょう。
購入前チェックリスト
- 公式サイトか確認
URLや会社情報をチェックし、偽サイトでないかを確認。
- 返品・交換の可否
海外サイトは返品不可の場合も多いため、ポリシーを事前に確認。
- 支払い方法と手数料
クレジットカードの海外事務手数料や為替手数料が加算されるか確認。
- 配送方法の選択肢
追跡付き・保険付き配送があるかどうかを確認。
- 関税込みか別か
「DDP(関税込み)」「DDU(関税別)」の表示に注意。
- サイズ表記の違い
UKサイズ→日本サイズへの変換を事前にチェック。
- ユーザーレビューの確認
商品の品質・サイズ感・配送状況などの口コミを参考に。
- 発送予定日と到着予定日
祝日やセール時期の影響を考慮して納期に余裕を。
- 英語表記の読み間違い防止
カラーや素材など、写真と異なる表記がないか注意。
- 通関で止まりやすい商品か?
食品・コスメ・バッテリー付き商品などは制限対象か確認。
このリストをもとに購入前の確認を行えば、トラブルの大半は未然に防げます。
特に不安な点がある場合は、購入代行サービス「ロコカウ」に相談するのも選択肢のひとつです。
4. ステップ実践:イギリス通販の使い方(初心者向け動線)
イギリスの通販サイトを利用する流れは、基本的に次の4ステップです。
アカウント作成 → 配送先入力 → 支払い → 追跡と受け取り。日本と似てはいますが、ところどころに“落とし穴”もあるため、注意が必要です。
アカウント作成時は、日本の住所を英語で入力します。番地・市区町村・郵便番号の順番が日本と逆なので、慣れないうちは戸惑うかもしれません。
電話番号も「+81」で始め、日本の頭の「0」を省いた形で入力しましょう(例:090 → +81 90)。
支払い画面では、使用可能な決済手段を確認します。
クレジットカードやPayPalが使えるサイトが多いですが、一部では3Dセキュア(本人認証)が必須だったり、海外発行カードが弾かれることもあります。
注文後は、発送完了メールなどに記載された追跡番号を保存し、配送の進捗をチェックしましょう。
Royal Mailなどの場合は、日本到着後にヤマトや佐川などに引き継がれることもあるため、国内業者の追跡サイトも併用すると便利です。
支払い方法とコスト最適化
イギリス通販で使える主な支払い方法は、クレジットカード(Visa、Mastercardなど)・デビットカード・PayPal・Apple Payです。
サイトによって対応状況が異なるため、利用前に確認しておくと安心です。
支払い時に注意したいのが、為替レートと海外取引手数料です。
日本円ではなく英ポンド(GBP)で決済されるため、カード会社ごとのレート差や手数料(通常1.6〜2.2%前後)が最終金額に影響します。
PayPalを利用する場合も同様で、PayPal内の為替設定(通貨換算手数料)が適用されることに注意が必要です。
設定を「カード会社のレートで請求する」に変更することで、コストを抑えられる場合があります。
また、高額商品や初めてのショップでは、3Dセキュア対応カードを使うとセキュリティ面でも安心です。
予期せぬエラーや支払い不可を防ぐためにも、事前に決済手段の動作確認をしておきましょう。
配送オプションの選び方
イギリスから日本への配送方法は、Standard(通常便)・Express(速達便)・国際宅配便(DHL、FedExなど)に分かれます。
配送速度・追跡の有無・送料の違いを理解して、自分に合った方法を選びましょう。
Standard便は料金が安く、追跡不可または限定的な場合があります。通常、到着まで7〜21日ほどかかることが多く、急ぎでない商品向きです。
Express便は追跡付きでスピードも早め(5〜10日程度)が、送料はやや高めです。
DHLやFedExなどの国際宅配便は、関税前払い(DDP対応)や配送保証があることも多く、高額品や壊れ物に適しています。
送料は高めですが、トラブル時の対応や保険付きで安心感があります。
選択時のポイントは、「追跡の有無」「補償内容」「関税の扱い」「所要日数」です。
購入額や商品の性質に応じて、保険の有無や事前に関税を支払うかどうか(DDP/ DDU)も確認しておきましょう。
5. 関税・消費税・英国VAT:いくらかかる?どう計算する?
イギリスから商品を輸入する際に発生するのが、関税・消費税・通関手数料です。
特に16,666円を超える場合は課税対象となり、想定していなかった出費になることもあるため、事前に概算しておくのが安心です。
課税対象となる「課税価格」は、商品価格 + 国際送料 + 保険料(あれば) を合算した金額を、日本円に換算して求めます(税関のレートを使用)。
この金額に対して、関税率(品目によって異なる)をかけ、さらに消費税(10%)が加算される仕組みです。
例として、商品本体10,000円、送料2,000円、保険料なしの場合、合計12,000円が課税価格となります。
このケースで関税が0%なら、消費税は「12,000 × 10% = 1,200円」、通関手数料(通常200円程度)を加えて実際の負担額は約1,400円ほどとなります。
ただし、関税率は商品カテゴリによって異なり、アパレル・革製品・靴・化粧品などは比較的高めの税率が適用されることも。
サイト上の表示価格だけで判断せず、総額ベースでシミュレーションしておくことが重要です。
免税ラインと注意点(16,666円以下/合算の落とし穴)
日本の個人輸入では、課税価格が1万円以下(=商品価格+送料+保険の合計が16,666円以下)の場合、原則として関税・消費税が免除されます。
この「16,666円ライン」を意識することで、税金を抑えた買い物が可能になります。
しかし、ここには見落としやすい落とし穴もあります。
たとえば、複数の商品を同梱で一括発送した場合、合計金額が免税ラインを超えると課税対象になります。
「1点ずつなら大丈夫」と思っていても、まとめ買いをした結果、全体として課税されるケースがあるため注意が必要です。
特にセール時やギフト需要で複数注文する際は、配送を分ける判断も検討しましょう。
また、同じ宛先に短期間で複数回配送があると、税関で「同一人物の連続輸入」として合算されることもあります。
こうしたリスクを避けるには、注文頻度と配送方法にメリハリをつけるのがポイントです。
英国VAT(付加価値税)と日本到着後の請求のされ方
イギリスでの購入時には、VAT(付加価値税/20%前後)が商品価格に含まれていることがあります。
しかし、日本への国際配送の場合、このVATが免除される(=非課税扱いになる)ケースが多く、実際の支払額が表示価格より安くなることもあります。
ただし、サイトによってはVATが含まれたままの価格表示をしており、日本配送時にも自動で除外されない場合があります。
この場合は、注文前に「Shipping to Japan」「International Orders」などの記載を確認し、VATの扱いをチェックしましょう。
VATが除外されたとしても、日本到着後には関税・消費税が別途かかることがあるため注意が必要です。
つまり、「英国VATが引かれた=すべて非課税」ではないという点に注意し、日本側の課税ルールと分けて理解することが大切です。
また、支払い画面で「VAT Excluded(VAT除外)」と記載されていれば、日本発送用の価格が反映されている可能性が高いです。
「VAT込み価格から除外されるか?」は、サイトの仕様や発送国の設定によって変わるため、購入前に必ず確認しましょう。
6. 地域特有の注意点:英国発だから起こりやすいこと
イギリス発の通販には、他国とは異なる“特有のクセ”や注意点があります。
特に近年はBrexit(EU離脱)後の制度変更の影響もあり、サイト仕様や配送体制に変化が見られます。
まず、イギリスの住所仕様や電話番号の入力方式は、日本人にとって分かりづらい場合があります。
英語住所では、建物名や番地、郵便番号の順番が日本とは逆になることがあり、入力ミスで発送不可になるケースもあるので注意しましょう。
配送では、Royal Mail(イギリスの郵便局)から発送され、日本では日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便などに引き継がれることが多いです。
この際に追跡番号が変更されることもあるため、国内業者の追跡サイトでもチェックするのがおすすめです。
さらに、規制対象品の扱いが厳しくなっている点にも注意が必要です。
食品・コスメ・医薬品・電波機器など、イギリスからの発送が制限されやすいカテゴリがあり、購入前に日本の輸入規制にも目を通しておくと安心です。
規制・禁止・制限品の代表例
イギリスからの個人輸入では、日本の法令で輸入が制限または禁止されている品目があります。
該当商品を知らずに注文してしまうと、税関で差し止められたり、返送・破棄になったりする可能性があるため、事前確認が必須です。
代表的な「止まりやすい商品」は以下の通りです。
- 食品(特に肉製品、乳製品、加工食品)
- アルコール類(種類や度数によっては許可申請が必要)
- 医薬品・サプリメント(成分や含有量により薬機法の制限対象)
- バッテリー付き製品(リチウムイオン電池含む電子機器など)
- 一部の化粧品・香水(成分規制や航空危険物扱い)
これらは、イギリス側では普通に販売されていても、日本への輸入には別のルールが適用されることがほとんどです。
特に「個人用の少量ならOK」と思い込みがちですが、中身や成分で規制対象になることもあるため油断できません。
事前に確認するには、日本の税関や厚生労働省、航空会社のサイトなどで規制品リストをチェックするのがおすすめです。
不安がある場合は、購入代行「ロコカウ」経由で、現地バイヤーに事前確認を依頼することで、トラブルを未然に回避できます。
返品・交換・返送料のリアル
イギリス通販での返品・交換は、日本よりも手間やコストがかかるケースが多く、購入前にリターンポリシーの確認が欠かせません。
サイトによっては「返品不可」や「セール品は対象外」としているところもあるため、事前チェックが必須です。
返品可能な場合でも、返送料は原則として購入者負担となります。
日本からイギリスへの返送は送料が高額(2,000〜5,000円以上)になることも多く、関税が戻らないケースもあるため、実質的に損失となることもあります。
また、返品には商品到着後◯日以内(例:14日以内)など期限が設けられており、海外からの返送では間に合わないことも。
このようなリスクを避けるには、購入時にレビューでサイズ感を確認する、あるいは試着可能なサイトを選ぶのがおすすめです。
高額商品やサイズに不安がある場合は、検品・返品サポートがある購入代行サービス(ロコカウ)の活用が有効です。
現地でのチェックや、返品対応の代行により、リスクを大幅に減らすことができます。
7. 信用できる英国通販サイト(タイプ別)
イギリスの通販サイトは数多く存在しますが、初めて個人輸入をするなら「信頼性が高く、実績のあるサイト」を選ぶことが重要です。
ここでは、ジャンル別におすすめの英国通販サイトを紹介します。価格帯や送料、返品対応などの特徴もあわせて把握しておくと、安心して使えます。
選定基準は以下の通りです。
- 日本からの購入実績があるか
- 海外発送に対応しているか
- 商品説明やレビューが充実しているか
- 関税込み価格(DDP)に対応しているか
- 返品ポリシーや問い合わせ対応の丁寧さ
特に初回利用では、「公式サイト」または「信頼性のある大手ECモール」を使うのが安心です。
非公式の小規模ショップやマーケットプレイス形式のサイトは、偽物や対応のトラブルが起こりやすいため要注意です。
この後の各セクションでは、目的別(ファッション・ギフト・ビューティーなど)に分けておすすめの通販サイトを紹介していきます。
自分に合ったサイトを選ぶ参考にしてみてください。
ファッション系:ASOS/Marks & Spencer/NEXT など
イギリスのファッション通販といえば、まず名前が挙がるのが「ASOS(エイソス)」。トレンドを押さえたアパレルやアクセサリーが豊富で、価格帯はリーズナブルから中価格帯まで幅広く揃います。
日本への配送にも対応しており、返品手続きも比較的スムーズなので、初めての個人輸入にも向いています。
「Marks & Spencer(マークス&スペンサー)」は、イギリスの老舗ブランドで、品質重視のベーシックアイテムが多く揃います。
特にインナーウェアやルームウェアは人気があり、サイズ展開も豊富で、大人向けの落ち着いたデザインが魅力です。
「NEXT(ネクスト)」は、子ども服やマタニティウェアで人気が高く、家族向けのファッション通販として知られています。
セール頻度が高く、割引価格でまとめ買いしやすいのも特徴。ただし、セール品の返品条件は要確認です。
いずれのサイトも、サイズガイドやユーザーレビューが充実しており、迷ったときの参考になります。
送料や関税の条件(込み/別)もそれぞれ異なるため、購入前に「Delivery」や「Shipping Info」のページを確認するようにしましょう。
ラグジュアリー&デザイナー:MATCHESFASHION ほか
高額なファッションアイテムやデザイナーズブランドを扱うサイトとして有名なのが「MATCHESFASHION(マッチズファッション)」です。
ロンドン発のラグジュアリーECとして信頼性が高く、バーバリーやマルジェラなどの正規品が安心して購入できるのが魅力です。
MATCHESFASHIONの特徴は、関税込み価格(DDP)を採用している点です。
購入時点で総額が分かるため、あとから追加で関税を請求される心配がなく、予算管理がしやすくなります
また、梱包の美しさや高級感にも定評があり、ギフト利用にも向いています。
ただし、高額品のため、配送は保険付き・追跡付きのオプションを選ぶことが推奨されます。
返品ポリシーやキャンセル条件はブランドや商品によって異なるため、事前に「Returns」ページを確認することが大切です。
さらに、開封時は動画や写真で記録を残しておくと、万一のトラブル時にも安心です。
ビューティー&ドラッグストア:Boots ほか
イギリスでビューティー・日用品を個人輸入するなら、Boots(ブーツ)が代表的な存在です。
スキンケア、コスメ、ヘアケア、医薬部外品などを手頃な価格で取り扱っており、イギリスならではのブランドを手に入れたい方に人気です。
ただし、化粧品やドラッグストア系の商品には日本の輸入規制に引っかかりやすい成分が含まれることもあります。
また、アルコール濃度やスプレー缶・リチウム電池付き美容機器などは航空輸送で制限される場合があるため、事前確認が重要です。
商品ページには「flammable(可燃性)」「not suitable for air mail(航空便不可)」といった記載があることもあるため、そうした表示がある商品は避けるか、別途配送方法を検討しましょう。
Bootsには「No7」などの英国オリジナルブランドもあり、日本未展開の掘り出しアイテムに出会えることも魅力の一つです。
規制や配送の不安がある場合は、ロコカウで現地確認や代替提案を依頼することで、安全に輸入が可能になります。
8. トラブル事例から学ぶ:原因と再発防止テンプレ
イギリス通販での個人輸入は魅力的ですが、トラブルがゼロではありません。
ここでは実際に起こりやすいトラブルを取り上げ、その原因と再発防止のためのチェックポイントや連絡テンプレートを紹介します。
よくあるトラブル例と原因
- 商品が届かない
→ 発送通知後の追跡確認を怠った/住所入力ミス
- 商品が破損していた
→ 緩衝材不足や配送中の衝撃による損傷
- サイズが合わない/想像と違う
→ UK表記やレビュー確認不足
- 関税が想定より高かった
→ 課税価格の計算ミスや合算による課税
- 偽物や模造品が届いた
→ 信頼性の低い販売者からの購入
再発防止のための基本テンプレ
- 商品発送後は、追跡番号を記録して定期確認
- 配送先住所は「英語住所変換ツール」で再チェック
- 高額商品は開封時の写真や動画を記録
- トラブル発生時に備えて商品ページ・注文確認メールのスクショを保存
万が一の際に使える英語での問い合わせテンプレートや対応の手順は、記事後半の【英語テンプレ】セクションで紹介しています。
不安がある場合は、ロコカウを通じて事前検品やトラブル対応もサポートしてもらえるため、初めての方には心強い選択肢です。
配送が動かない/遅い時の時系列アクション
「配送がまったく動かない」「予定より届くのが遅い」という場合には、落ち着いて順序立てて対応することが鍵です。下記の対応フローを参考にしてください。
対応フロー(時系列順)
- 追跡番号を確認
Royal MailやDHLなどの追跡サイトで現在の配送状況を確認。
- 国内配送業者へ確認
日本に到着済みの場合は、日本郵便・ヤマト・佐川など国内業者の追跡ページも併用。
- 販売店へ問い合わせ
「配送未着/遅延」について、メールや問い合わせフォームで現状を確認(注文番号・発送日を明記)。
- カード会社への確認
支払い済みだが商品が届かない場合、支払いのキャンセルやチャージバックの可能性について相談。
こうした対応をスムーズに進めるには、状況の証拠を整理しておくと安心です。
- 追跡のスクリーンショット(変遷がわかるもの)
- 注文確認メールや発送通知
- 問い合わせ先とのやり取り履歴
こうした記録は、販売店や追跡会社への問い合わせ時に非常に役立ちます。
さらに、英語での問い合わせが不安な場合には、テンプレートを使ってスマートに対応するのがおすすめです。次のセクションでは、状況別の英語テンプレ集をご紹介します。
英語での問い合わせテンプレート(状況別)
以下は、海外通販・個人輸入でよくある状況に対する英語問い合わせのテンプレート例です。
基本フォーマット(共通構成)
- 件名(Subject):簡潔に目的を伝える
例:Inquiry About Delayed Shipment
「配送遅延についての問い合わせ」
- 本文の構成:
- 簡単な挨拶(Dear Customer Service,)
- ケースの説明(注文番号・発送日など)
- 問い合わせ内容の明示(例:追跡情報の更新を希望)
- 丁寧なお願い(Please …)
- 結び(Thank you for your assistance.)と署名
例文:配送が動かない場合
例文:破損・サイズ違いだった場合
偽物リスクの見極め(価格・ドメイン・レビュー)
イギリスの通販サイトを利用する際、「安すぎる商品」や「聞き慣れないサイト」には注意が必要です。
ブランド品や人気コスメの場合、偽物や模倣品が流通しているケースもあるため、見極めのポイントを知っておくと安心です。
まずチェックしたいのが価格の不自然な安さです。
公式価格の半額以下、定価の根拠が不明、説明文に「本物保証」の強調があるなどは、逆に疑うべきサインといえます。
サイトURLも確認しましょう。
- 正規のブランド名が入っていない
- 「.xyz」「.top」など信頼性が低いドメイン
- 会社情報や返品ポリシーが曖昧または存在しない
このような場合は、信頼性が低く、個人情報流出や決済トラブルのリスクもあるため避けるのが賢明です。
さらに、レビュー内容や商品の写真も重要な判断材料です。
・日本語の説明が不自然
・商品写真が公式サイトと一致しない
・評価が極端に高すぎる/低すぎる
こうした傾向が見られたら、購入前に公式サイトや他のECと照合し、信頼できるルートかを再確認しましょう。
9. 実例で学ぶ!英国個人輸入の成功ケース3
ここでは、実際にイギリスの通販サイトを利用してうまく買い物できた事例を3つ紹介します。
それぞれ、商品内容や購入金額、到着までの日数、関税の有無などを具体的に紹介しているので、「どのくらいの費用がかかるのか?」「どんなトラブルに備えるべきか?」といった疑問の解消に役立つはずです。
事例1:ASOSでドレスとシューズをまとめ買い
1つ目の事例は、ASOSでワンピース2点とレザーシューズを購入したケースです。
合計金額は110ポンド(約21,000円)で、送料無料の条件を満たしていたため、追加の送料はかかりませんでした。
商品はRoyal Mail経由で発送され、日本郵便が国内配送を担当。注文からおよそ7日で無事に到着しました。
商品価格が16,666円を超えていたため関税と消費税が発生し、最終的な税額は約1,700円。
サイズ選びにはレビューやサイズガイドをしっかり参考にしたため、返品や交換の必要もなく、初めての個人輸入としては理想的な流れとなりました。
事例2:Fortnum & Masonで紅茶ギフトを安全に
2つ目は、英国老舗のFortnum & Masonで紅茶セットとギフト用ビスケットを購入した例です。
商品金額は65ポンド(約12,000円)、送料は15ポンド(約2,800円)でした。
この注文は合計金額が免税ライン内だったため、関税や消費税は発生しませんでした。配送にはDHLを利用し、発送から10日ほどで問題なく届きました。
商品は丁寧に梱包されており、缶入りの壊れやすいビスケットも破損なく無事。ギフト指定も正しく処理され、ラッピングされた状態で届けられました。
梱包や品質に不安がある方でも、こうした実績あるサイトを選べば、安心してギフト利用が可能です。
事例3:MATCHESFASHIONで高額バッグを賢く
最後は、MATCHESFASHIONで約500ポンド(約98,000円)の高級バッグを購入したケースです。
送料は25ポンドで、配送にはDHL Expressが使用されました。注文から到着まではわずか5日と非常にスピーディーでした。
このサイトはDDP(関税込み価格)に対応しているため、関税や消費税が別途かかることはなく、支払いは注文時の金額のみ。
商品はしっかりと保護された美しい梱包で届き、開封時には念のため動画で記録を残しました。
このように、高額商品でも信頼できるサイトを選び、保険付き・関税込み・開封時記録といった対策を行えば、個人輸入でも安心して購入できます。
10. 横展開ガイド:他国ECにも応用できる“再現テンプレ”
イギリス通販で得た知識や判断軸は、実は他国のECサイトにもそのまま応用できます。
欧州やアメリカ、アジア各国の通販でも共通する注意点が多いため、再現性の高いテンプレートを使って効率よく個人輸入を進めることが可能です。
たとえば、「価格の見方」「支払い手数料」「配送と通関の仕組み」「返品条件の確認」など、イギリスで気をつけるべきことは、他国のECでも大半が当てはまります。
そのため、一度テンプレート化しておくことで、国が変わっても応用しやすい買い物スキルが身につきます。
次のセクションでは、国を問わず使える比較観点テンプレと、英語でのやりとりに使える連絡文テンプレ(問い合わせ・返品・遅延対応)を紹介します。
海外通販に挑戦するたびにゼロから調べ直すのではなく、「自分の中のチェックリスト」を育てる感覚で活用してみてください。
比較観点テンプレ(どの国でも通用)
海外通販サイトを利用する際は、「このサイト、信用して大丈夫?」「日本から使える?」といった疑問が必ず生まれます。
そのときに役立つのが、あらゆる国のECに共通するチェック観点テンプレートです。
以下の観点をもとに比較すれば、初めての国のサイトでも安心して判断がしやすくなります。
- 通貨表示・決済方法の種類
→ 現地通貨だけか、日本円やUSDにも対応しているか。
- 為替レートと手数料
→ 決済時に追加コストがかかるか、PayPalの為替設定はどうか。
- 関税体系と免税ライン
→ 日本への発送時に関税がかかる価格帯、税率の傾向。
- サイズ表記・容量単位の違い
→ EU/US/UK表記の違い、日本サイズとの対応表があるか。
- 返品・キャンセルポリシー
→ 海外からでも返品可能か?返送は自己負担か?返金条件は?
- 配送手段と追跡の有無
→ DHLなどの国際宅配便対応か、標準便の所要日数や安全性。
これらの軸を表形式で並べて、サイトごとに比較すると、「自分に向いているサイト/避けるべきサイト」が一目で分かるようになります。
不安要素を可視化しながら進めることで、海外通販に対する抵抗感がグッと下がります。
連絡文テンプレ(英語メッセージ例文)
海外通販では、商品に不備があったり配送が遅れたりした場合、自分で英語で問い合わせる必要が出てきます。
ここでは、状況別にそのまま使える英語メッセージテンプレートを紹介します。基本構成と丁寧な表現を覚えておけば、どの国のサイトでも応用可能です。
基本の構成(全テンプレ共通)
- 宛名(Dear Customer Service,)
- 注文情報(Order #:〇〇、注文日など)
- 状況説明(例:商品が届かない、破損していた)
- 依頼・質問(Please check…, Could you advise…)
- 結びの文(Thank you for your assistance.)
例1:商品が届かない
例2:破損品・不良品が届いた
例3:返品したい
テンプレートを活用することで、英語に不安がある方でも冷静に対応できます。
特に返金・返品など金銭に関わるやり取りでは、明確かつ丁寧な表現を使うことが信頼につながります。
11. 英語が不安/高額品で心配なら:ロコカウの活用法
「英語でのやり取りに自信がない」「関税や配送で失敗したくない」「高額品を確実に受け取りたい」――そんな方には、購入代行サービス「ロコカウ」の活用が非常に有効です。
ロコカウは、現地在住のバイヤーが日本語で丁寧に対応しながら、現地サイトでの購入を代行してくれるサービスです。
たとえば「サイトが英語表記で分からない」「サイズ選びに自信がない」「返品が面倒そう」といった不安も、ロコカウなら事前相談ができ、検品・連絡代行・配送サポートまで一括で任せられます。
時間の節約にもなり、初めての方でも安心して海外通販を楽しめる仕組みです。
特におすすめなのは、以下のようなケースです。
- 高額なブランド品や壊れ物を注文する場合
- セール期間中で早めに購入したい場合
- 関税や送料の見積もりを明確にしたい場合
- 英語や海外サイトに不安がある場合
リスクを最小限に抑えて、「安心感と確実性」を優先したい方に最適な選択肢です。
次のセクションでは、ロコカウを利用する際に依頼前に用意しておくべき情報と、手数料を含めた総額の考え方を紹介します。
自力購入と比較しながら、「どんな人に向いているか」が見えてくるはずです。
依頼前に用意するチェック項目
ロコカウを利用して購入代行を依頼する際は、必要な情報をあらかじめ整理しておくことで、やり取りがスムーズになります。
以下のチェック項目を事前に揃えておくと、見積もりや購入判断が早く進み、無駄なやり直しを防げます。
ロコカウ依頼前のチェックリスト
- 商品のURL(購入先サイト)
→ どのページの商品か明確に指定しましょう。
- 希望の価格・予算感
→ セール価格や希望上限がある場合は伝えておくと安心です。
- サイズ・色・数量
→ サイズ表記の違いに注意しつつ、正確に伝えます。
- 希望納期(いつまでに欲しいか)
→ ギフト利用や急ぎの注文なら事前に共有を。
- 代替案の可否
→ 売り切れ時に色違いや似た商品でも良いかどうか。
- ギフト指定の有無・ラッピング希望
→ ギフト用途なら梱包内容やラッピング可否も確認を。
- 通関上の注意点
→ 食品・液体・電池付き商品など、輸入に制限がある場合は事前に伝えておきましょう。
これらを整理しておくことで、バイヤーとのやり取りがスムーズになり、見積もり〜購入〜発送までのスピードが格段に上がります。
不明点がある場合は、最初に「分からないこと」を正直に伝えて相談することも、ロコカウの活用方法のひとつです。
手数料と総額の考え方(自力購入との比較)
ロコカウなどの購入代行サービスを使う場合、「手数料がかかるから高いのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、実際には手数料以上に「時間・リスク・失敗コスト」を抑えられるケースも多くあります。
たとえば、自力で購入した場合に起こりやすいのが以下のようなトラブルです。
- 支払いエラーや通貨設定ミス
- 住所入力ミスによる配送不可
- 高額な関税・送料の見落とし
- 返品不可のサイズ違い・破損商品
これらが発生すると、返送費や再購入のコストがかさみ、結果的に割高になることも少なくありません。
一方、ロコカウでは依頼時に商品代金+手数料+送料の明確な見積もりを提示し、必要に応じて代替提案や検品・サポートまで対応します。
つまり、「見えないリスクを先回りして潰せる」のが最大のメリットです。
高額商品や壊れ物、ギフト用途、時間が限られているといったケースでは、実質的な総額を考慮すると代行の方が安く済むこともあります。
「安心・確実・時短」を重視するなら、ロコカウのような代行サービスのコストは十分に価値のある投資といえるでしょう。
12. すぐ使える:計算・変換・入力のミニツール集
イギリス個人輸入をスムーズに進めるには、「計算」「単位変換」「英語入力」など、ちょっとした手間を効率化できるツールがあると便利です。
ここでは、すぐに使えて役立つ実用的なミニツール集を紹介します。
関税概算ツール(手計算用)
- 計算式:(商品価格 + 国際送料 + 保険料) × 関税率 + 消費税(10%)
- 税関のレートや品目別の関税率は、日本税関の公式サイトで確認できます。
ポンド→円 換算(為替レート計算)
- 使用例:£65の商品 → 「為替レート × 65」で円換算
- 最新レートはGoogle検索や為替アプリ(例:xe.com)で確認
UKサイズ → 日本サイズ早見表
- 靴:UK6 ≒ JP24.5cm、UK8 ≒ JP26.5cm
- 服:UK10 ≒ JP Mサイズ
- 各ブランドの公式サイトにあるサイズガイドも参考に
英語住所の並び例(日本→UK式)
- 英語での住所記載例
- 「番地→町名→市区→都道府県→郵便番号」の順で表記し、電話番号は+81で始めます。
これらのツールや早見情報をブックマークしておけば、毎回調べ直す手間が省け、個人輸入がどんどんラクになります。
必要に応じてGoogleスプレッドシートなどにまとめて、自分専用の「輸入メモ」を作っておくのもおすすめです。
13. FAQ:読者が最後まで悩みやすいポイント
イギリス通販に挑戦する際、読者が最後まで抱きがちな疑問をまとめてお答えします。
購入直前になって「これってどうなるの?」と不安になるポイントを、事前に解消しておきましょう。
Q. VAT(付加価値税)はいつ外れるの?
A. 通常、海外配送(日本向け)に設定すれば、英国VATは自動的に除外されることが多いです。ただし、サイトによってはVAT込み価格のままになることもあるため、購入前に「VAT Excluded」や「International Orders」の記載を確認しましょう。
Q. 複数商品を同梱するとお得になる?
A. 送料が1回分で済む反面、合計金額が16,666円を超えると関税・消費税が課税される可能性があるため注意が必要です。小額商品なら別送も選択肢です。
Q. 個人輸入でも保証やサポートは受けられる?
A. メーカー保証やサポートは、日本国内正規品でない場合は対象外になることが多いです。高額商品や精密機器は、代替手段(ロコカウで事前確認など)を検討しましょう。
Q. ギフト指定すると課税されない?
A. ギフト指定でも、金額によっては課税対象になります。また、内容物がわかるインボイス(明細)は通関上必須のため、見た目はギフトでも免税にはならないと考えておきましょう。
14. まとめ:英国ショッピングを“安全かつ賢く”楽しむ
イギリスの通販サイトを使った個人輸入は、「安く・楽しく・お得に」海外ショッピングを体験できる大きなチャンスです。
ただし、日本と異なるサイズ表記、関税、返品条件、英語のやり取りなど、事前に知っておくべきポイントも多く存在します。
この記事では、英国通販の基本ステップから税制、トラブル対策、サイト選びのコツ、そして再現できる成功事例までを幅広く紹介してきました。
特に、「16,666円の免税ライン」や「VATの扱い」「配送のクセ」は、イギリスならではの注意点として覚えておくと、失敗をぐっと減らせます。
まずは気になる商品を一つ、小額から試してみるのが第一歩です。
慣れてきたら、記事内で紹介したテンプレートやチェックリストを活用して、自分だけの「個人輸入パターン」を作っていくことをおすすめします。
そして、英語が不安な方や、高額商品を安全に取り寄せたい方は、購入代行サービス「ロコカウ」の利用をぜひご検討ください。
現地バイヤーによる丁寧なサポートで、海外ショッピングの不安を安心に変えられます。