【保存版】Depop(デポップ)完全ガイド|イギリス発フリマアプリの魅力と日本からの購入方法

近年、Z世代を中心に注目を集めているイギリス発のファッションフリマアプリ「Depop(デポップ)」。ヴィンテージやストリートファッションの宝庫として知られ、日本からも多くのファッション愛好家が利用を検討しています。本記事では、Depopの基本情報から日本からの購入方法、注意点までを詳しく解説します。
目次

1. サイト紹介|Depop(デポップ)とは?

サイト情報
サイト概要
  • 特徴:Z世代を中心に人気のファッション特化型フリマアプリ
  • 取扱商品:ヴィンテージ衣料、ストリートブランド、ハンドメイド作品など
  • 言語対応:英語(日本語非対応)
  • 支払い方法:PayPal、クレジットカード、Apple Pay、Google Pay、Klarna(一部地域)
おすすめポイント
  • SNSライクな操作性:Instagramのようなタイムラインで商品検索が直感的に可能
  • ユニークな商品構成:大量生産ではなく一点物のファッションアイテムに特化
注意点
  • 日本語対応なし:UIややり取りはすべて英語で行う必要がある
  • 日本への発送非対応セラー多数:購入前に発送可否の確認が必須
Depop(デポップ)は、2011年にイギリスで誕生したファッション専門のCtoCフリマアプリです。ロンドンを拠点にスタートし、現在ではアメリカやオーストラリアなどでも展開され、世界中の若者から支持を得ています。特にファッション意識の高いZ世代のユーザー層をターゲットにしており、「リユース」や「サステナブルファッション」といったキーワードと親和性が高いことが特徴です。
アプリ内では、ユーザー同士が自分のスタイリングを投稿し合い、商品を売買するだけでなく、まるでSNSのような感覚でコミュニティ形成が行われています。単なる売買だけでなく、「自分の世界観を発信するプラットフォーム」としての位置づけが強く、ヴィンテージアイテムやリメイクファッション、インディーズブランドなど、他のECサイトでは出会えないようなユニークな商品が多数揃います。日本国内で入手困難なストリートブランドや、個性派の一点物を探している方にとって、まさに宝の山ともいえるプラットフォームです。

2. Depopの特徴と魅力

Depopの最大の特徴は、従来の「中古品売買アプリ」とは一線を画すその世界観とユーザー体験にあります。アプリを開くとまず目に入るのは、まるでInstagramのようにデザインされたビジュアル中心のフィード。商品単体の写真だけでなく、出品者自身がモデルとして登場し、全身コーディネートの一部として商品を紹介することが一般的です。このスタイルは、単なるモノの売買を超えて、ユーザーのライフスタイルや価値観まで伝える場となっており、「SNS型マーケットプレイス」として注目を集めています。
また、DepopはZ世代を中心に支持を集めており、2020年代のユースカルチャーと密接に結びついています。具体的には、次のようなポイントが魅力です:
  • 自己表現の場としてのアプリ
    • 商品ページはまるで作品集のようにカスタマイズされ、出品者の個性が強く反映されます。プロフィール欄ではスタイルの方向性やブランドの志向を発信し、フォロワーを集めることも可能です。
  • トレンドに敏感なアイテム群
    • Y2Kファッション、ヴィンテージストリート、ハンドメイドアイテム、アップサイクル作品など、エコ志向で個性的な商品が揃っています。
  • グローバルで開かれたマーケット
    • イギリスを拠点にしつつも、アメリカ、カナダ、オーストラリアなど多くの国から出品されており、国境を超えたファッション交流が行われています。
  • 環境への配慮とサステナビリティの推進
    • 不要品の再利用、使い捨て文化への批判、ローカル経済の活性化など、現代的な価値観ともマッチしています。
Depopは「誰でもクリエイターになれる」「ファッションでつながる」空間を提供しており、商品を売るだけでなく、自分のスタイルをブランディングして発信したい人にとって、理想的なプラットフォームと言えるでしょう。

3. イギリスでのDepop利用の実態

Depopはその発祥地であるイギリスにおいて、単なるフリマアプリを超えた社会的なカルチャーの一部として定着しています。特に10代後半から20代前半の若者の間で爆発的な人気を誇っており、「ファッションで自己表現をする」ためのツールとして日常的に利用されています。ロンドンやマンチェスターなどの都市部では、Depopでの販売を副業として行う学生も多く、「Depop seller」としての活動が一つのキャリアの形になっている例も見受けられます。
例えば、イギリスでは「週末にカフェでアルバイトする代わりに、Depopで古着を売って収入を得る」といったスタイルが若年層に浸透しています。特に人気なのが、以下のようなスタイルの出品です。
  • Y2Kリバイバル:2000年代前後のノスタルジックなファッション。ナイロン素材、ローライズデニム、クロップドトップなど。
  • アップサイクルリメイク品:既存の古着をリメイクして再販売するスタイル。手作業の一点物が多く、価格もプレミアが付きやすい。
  • スロー&サステナブル志向:大量生産からの脱却を意識した、エコ素材やフェアトレード製品の再販。
また、Depopを通じて得た収益を使って自身のブランドを立ち上げる若者も増加しており、ファッション起業の登竜門としての役割も果たしています。イギリスではDepopにおける売買がSNSやTikTok、Pinterestといったビジュアル系プラットフォームと連動することが一般的で、商品の見せ方やコンセプト作りにも工夫が見られます。
このように、Depopはイギリスの若者にとって「収入源」であり、「自己表現の場」であり、さらには「社会的つながりを生むコミュニティ」でもあるのです。単なる物品の取引にとどまらず、文化や価値観の交換が行われていることが、このアプリを他のECサービスと一線を画す存在にしています。

4. 日本からDepopを使う方法と注意点

Depopはグローバルに開かれたフリマアプリですが、日本から利用するにはいくつかのハードルがあります。とはいえ、それらのポイントを押さえておけば、日本からでも十分にDepopでショッピングを楽しむことが可能です。この章では、実際の利用方法と注意点を具体的に解説します。

日本からの利用方法

  1. アカウント作成
    1. Depopの公式サイトまたはアプリ(iOS/Android)から簡単に登録可能です。登録にはメールアドレス、Appleアカウント、Googleアカウント、またはFacebookアカウントを利用できます。
  1. 商品の探し方
    1. 検索バーにキーワードを入力したり、「Explore」タブからカテゴリ別にアイテムを閲覧可能です。ハッシュタグやスタイルキーワードを活用すると効率的です。
  1. 購入手続き
    1. 支払い方法はPayPalまたはクレジットカードが主流で、日本発行のカードも基本的には利用可能です。発送方法や料金、配送日数はセラーごとに異なるため、必ず事前確認が必要です。

注意点とリスク

  • 英語対応必須:Depopは日本語に対応しておらず、すべて英語で操作・やり取りを行う必要があります。購入前の質問や、発送の可否確認も英語で行うのが基本です。Google翻訳などを併用しながら対応しましょう。
  • 発送可否の確認:すべてのセラーが日本への発送に対応しているわけではありません。「Does this ship to Japan?」などの簡潔な英語メッセージで、事前に確認することが推奨されます。
  • 送料の個別設定:国際発送には追加料金がかかる場合が多く、送料が想定以上に高額になることがあります。注文確定前に送料を含めた総額をチェックすることが重要です。
  • 関税と輸入消費税:高額商品の場合、日本での関税や消費税がかかる場合があります。衣類であれば、1万円を超えると関税対象になる可能性があるため注意が必要です。
  • 返品・返金のハードル:海外サイトであるため、返品は基本的に難しいと考えた方がよいでしょう。セラーとの交渉が必要なうえ、送料自己負担や返金不可などの条件がつく場合もあります。
日本からDepopを利用する場合、「英語対応力」「発送条件の確認」「料金とリスクの把握」の3点が重要なチェック項目です。安心して利用するためには、セラーの評価やレビューを確認し、信頼性の高い出品者を選ぶことが鍵となります。

5. Depopで買える人気アイテムとトレンド

Depopはそのユニークな商品ラインナップにより、世界中のファッション愛好家から注目されています。特に他のECサイトや量販店では手に入らない、「一点物」や「ヴィンテージ」に特化した品ぞろえが魅力です。Z世代を中心としたユーザー層のトレンド感覚が反映されることで、最先端かつ個性的なアイテムが揃い、日本国内では入手困難なアイテムを見つけられる可能性も高いです。

人気カテゴリーと代表的アイテム

  1. ヴィンテージアイテム
      • 1990年代~2000年代初頭のアイテムが中心
      • Levi's、Tommy Hilfiger、Ralph Laurenなどの古着が特に人気
      • Y2K(Year 2000)スタイルにマッチしたTシャツ、フーディー、ジャージなど
  1. ストリートブランド
      • Supreme、Stüssy、Palace、Nike ACGなど
      • 日本未入荷の限定コレクションやコラボ商品が多く出回る
      • 国内価格より安く手に入る場合もあり、リセール目的で探すユーザーも存在
  1. スニーカー・フットウェア
      • Nike、New Balance、Adidasの人気モデルは常に高需要
      • 「Deadstock(未使用品)」や希少カラーも取引されており、スニーカーヘッズにもおすすめ
  1. ハンドメイド・アップサイクル作品
      • 古着をリメイクした一点物のアイテムや、刺繍・ペイントなど個性派デザインのTシャツやバッグ
      • 地元アーティストの作品も多く、購入を通じて直接支援できる側面もある
  1. アクセサリー・小物
      • サングラス、キャップ、トートバッグなどのトレンドアイテム
      • 韓国・ヨーロッパ系のインディーズブランド商品も見つかる
Depopでは、単なる中古品の売買にとどまらず、「ファッションカルチャーそのもの」を体験することができます。とくにZ世代が注目するのは、自分だけの個性を演出できる一点物との出会い。例えば、日本では見かけないデザインのナイロンジャケットや、手作り感あふれるニットベストなど、「他人とかぶらない」ファッションを求める層にとって理想のプラットフォームです。
また、#Y2K、#vintage90s、#reworked などのハッシュタグを検索することで、トレンドに敏感な出品者のセレクションを効率的に探せます。現代のファッション市場では見られなくなったデザインや素材感を楽しめるのも、Depopならではの魅力です。

6. Depopの安全性とトラブル対策

Depopはグローバルで利用されているプラットフォームであり、基本的なセキュリティや支払い保護機能は整っています。しかし、CtoC取引である以上、購入者・販売者間の信頼関係に大きく依存するため、利用者自身の注意が欠かせません。特に日本からの利用では、言語の壁や文化の違いも含め、トラブル回避のための予防策が重要になります。

よくあるトラブルと対策方法

  1. 商品が届かない / 遅延する
      • 国際発送の場合、追跡番号のない発送方法を使われると所在確認が困難になります。
      • 対策:購入時に「Tracking(追跡)」付きの配送方法を希望し、発送通知の有無や追跡番号の提示を求めましょう。
  1. 商品が説明と異なる / 偽物だった
      • 実物と異なる写真、ブランド名を騙る非正規品の出品が一部存在します。
      • 対策:購入前にセラーの評価やレビューを確認するのは必須です。可能であれば追加写真のリクエストを行い、細部の確認をしましょう。ブランド品は特に注意が必要です。
  1. 返金・返品に応じてもらえない
      • Depop自体は返品保証を原則としていないため、セラー次第で対応が異なります。
      • 対策:PayPalを使用することで「買い手保護制度」が適用され、商品未着や説明と異なる商品の場合に返金請求が可能です。クレジットカードでのPayPal支払いも二重に保護が受けられるため有効です。
  1. セラーと連絡が取れない
      • 取引開始後に音信不通となるケースも稀にあります。
      • 対策:出品数・取引件数が多く、かつ評価が高いセラーを選ぶことが重要です。新規アカウントや評価が少ないユーザーとの取引は慎重に検討しましょう。

安全に利用するためのポイント

  • 英語でのやり取りが前提のため、自動翻訳ツールを活用しながらでも、やり取りのログは必ず残しましょう。
  • 価格が安すぎる商品には注意が必要です。市場価格と比べて極端に安い商品は、偽物や詐欺のリスクがあります。
  • 支払いは必ずアプリ上で行うこと。外部リンクでの取引を誘導された場合は詐欺の可能性があるため、絶対に応じてはいけません。
Depopは基本的に安全性の高いプラットフォームではありますが、CtoCならではのリスクも伴います。正しい使い方と予防策を実践することで、安心して海外ショッピングを楽しむことができます。

7. ロコカウを活用したDepop購入代行の方法

Depopは日本からでも利用可能なグローバルアプリですが、英語でのやり取り、国際送料、発送非対応セラー、関税などの壁から、「やはり自分で買うのは不安…」という声も多くあります。そうした時に頼れるのが、ロコカウのような「購入代行サービス」です。ロコカウは、海外在住の個人バイヤーが現地で商品を購入し、日本まで発送してくれるCtoC型のサービスで、Depopを安全・確実に利用する手段として非常に有効です。

ロコカウを利用するメリット

  1. 言語の壁を解消
      • Depopのセラーとは、すべて英語でやり取りを行う必要がありますが、ロコカウの現地バイヤーがその交渉を代行してくれます。
      • 商品の状態確認、発送方法の交渉、値引き依頼などもすべて代行可能。
  1. 購入・発送の安全性向上
      • セラーによっては日本への発送を行っていないケースもありますが、ロコカウのバイヤーは現地で商品を一度受け取り、日本まで転送してくれます。
      • これにより、発送トラブルや配送不可リスクを防げます。
  1. 商品状態の事前確認
      • Depopでは写真と実物のギャップがある場合がありますが、ロコカウのバイヤーが現物を確認し、傷や汚れの有無を報告してくれます。
      • 特に高額アイテムや古着、スニーカーなど、コンディションが重要な商品ではこのサービスが大変便利です。

ロコカウの利用手順(Depopの場合)

  1. ロコカウにログインし、イギリスエリアからDepopを選択
  1. 購入したい商品のURLを送信し、現地バイヤーとやり取り
  1. 商品代金+手数料を支払い、バイヤーが購入
  1. バイヤーが受け取り後に商品状態を確認、写真報告
  1. 日本までの国際送料を支払い、発送
  1. 商品が到着後、評価と完了報告をして終了

ロコカウでの安心ポイント

  • 料金体系が明瞭:商品代金+代行手数料(初回)+送料+発送手数料(2回目)の構成
  • 支払い手段が日本人向け:クレジットカードやPayPalで決済可能
  • 補償対応あり:万一のトラブル時もロコカウ運営が間に入って対応
Depopの商品を購入したいけれど、直接購入が不安という方にとって、ロコカウはまさに“橋渡し役”のような存在です。英語が苦手でも、国際配送に慣れていなくても、安心して買い物ができる環境を提供してくれます。

8. まとめ|Depopをもっと安全・便利に使うために

Depop(デポップ)は、ヴィンテージファッションやストリートスタイル、個性派アイテムを探している方にとって非常に魅力的なフリマアプリです。特に日本国内では入手困難なアイテムや、海外トレンドを先取りした一点物を見つけられることから、ファッション感度の高い人々にとって重要なショッピングチャネルとなっています。
しかし一方で、英語でのやり取り、日本への発送非対応のセラー、国際送料の高さ、関税・返品トラブルなど、海外通販ならではのハードルが存在するのも事実です。こうした問題を乗り越えるためには、次のような対策や活用法を取り入れることが重要です。

Depopを安心・便利に使うためのポイント

  1. 英語力に自信がない場合は翻訳ツールを活用
      • 商品説明やセラーとのやり取りにはGoogle翻訳やDeepLを使用し、内容理解と意思疎通を確実に。
  1. 発送条件は必ず確認
      • 「日本に発送できるか」「追跡番号付きか」「送料は込みか」など、購入前にセラーに確認を取りましょう。
  1. PayPalを活用して安全な決済を
      • PayPalの「買い手保護制度」によって、万が一のトラブル時にも返金対応を受けられます。
  1. 初心者は代行サービス(ロコカウ)を利用
      • 英語不要で、バイヤーが現地で購入・発送してくれるロコカウは、初めてのDepop利用者にとって心強い味方です。
  1. 信頼できるセラーを見極める
      • セラーの評価、フォロワー数、過去の取引数、レビュー内容を確認してから購入することでトラブル回避が可能です。
Depopは「世界中のスタイルと出会える場所」であり、単なるショッピングアプリにとどまらない、ファッションとカルチャーの交差点です。日本からでも、そのユニークな世界に参加することは可能です。言語や物流の壁はあるものの、正しい知識と準備、そして信頼できるサービスを活用すれば、誰でも安全に楽しく利用できます。
自分だけの一点物を探す旅に、Depopを加えてみませんか?きっとあなたらしいスタイルと出会えるはずです。
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※本記事の情報は2025年6月時点のものです。サービスの内容や機能は予告なく変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。